任天堂によると、同社が運営する会員制サイト「クラブニンテンドー」にて、他社から流出したと思われるID・パスワードを使用した不正なログインが行われたことが判明したとのこと。

　不正ログインが確認された期間は2013年6月9日～7月4日で、不正ログイン件数は2万3926回、試行回数は1545万7485回です。任天堂は5日15時、不正ログインが行われたID・パスワードを利用したログインができない措置をし、該当者へメールにて連絡を行ったとのこと。
　参照された可能性のある情報は氏名、住所、電話番号、メールアドレスです。登録されている個人情報の改ざんや、クラブニンテンドーポイントの不正使用は確認されていないとしています。

　この他、不正アクセスが発覚した経緯などがお知らせにて説明されています。これによると、不正ログインが行われた手口については「他社サービスから流出したと思われるID・パスワードを使用」されたとのこと。
　クラブニンテンドーと他サイトで共通のID・パスワードを設定している場合、情報が流出したのは他サイトでも、今回のように悪意のある者によりログインを試行され、流出とは関係のないサイトでも不正アクセスを受けてしまう可能性があります。

　今回の不正アクセスを受け、任天堂は「他社サービスと同一のパスワードをお使いのクラブニンテンドー会員様は、別のパスワードを設定いただきますようお願いいたします」と呼びかけています。

◎関連リンク
　□「クラブニンテンドー」サイトへの不正ログイン発生のご報告とパスワード変更のお願い （任天堂）