松下電器社長、「Wiiを遊ぶならプラズマテレビで」
松下電器産業株式会社は、2006年度第3四半期連結決算を発表しました。
売上高は2兆4,368億円、営業利益は1,358億円、当期純利益は787億円となり、同社副社長の川上徹也氏によれば「
厳しい経営環境ながら増収増益となり、第3四半期としては過去最高の実績を達成した」とのことです。
セグメント別では「AVCネットワーク」の売上が特に伸びており、プラズマテレビの売上高は全世界で1,867億円(前年同期比26%増)、液晶テレビの売上高は731億円(同21%増)となりました。
決算発表会の質疑応答にて川上副社長は、「2時間のマラソン中継や、サッカーの試合というようにスポーツを観るならば、プラズマの方が目が疲れない。さらに、ゲームをするにも、動きがブレない、まぶしくない、チラつかないという特徴があり、プラズマの方が最適。
任天堂のゲーム機Wiiで遊ぶなら、絶対にプラズマの方がいい。ぜひ、一度やってみてください」と、報道陣に呼びかけました。
また、プラズマパネルは鉛フリーや水銀フリーであり環境にやさしいこと、ガラス面であるために傷がつきにくいことなど、「
子供がいる家庭には、ぜひプラズマテレビ」と訴えました。
松下電器は、Wii内蔵ディスクドライブの生産を担当しています。ほか、ゲームキューブの高級機である「Q」の発売、専用ディスクに同社の技術を採用するなど、任天堂との関係は良好です。
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松下電器、第3四半期の営業利益は16年ぶりの高水準業績見通しは上方修正。「Wiiで遊ぶならプラズマ」 (インプレス)