日経エレクトロニクスが実施した「ヒット商品調査」の結果によると、2007年ヒット予想の1位が「Wii」になりました。

　この調査は、日経BP社のサイトで2006年12月18～23日の6日間に実施されたものです。
　事前に選ばれた81品目の商品の中から、「2006年にヒットした」「2006年にヒットしたのは意外だった」「2007年にヒットする」の3つの観点から、それぞれ回答者が考えた品目を複数選択する形式だそうです。有効回答者数は1283人で、回答者の67.8％が「研究」や「設計・開発」「営業技術」などに関わる職業に従事したとのこと。
　ここでは、ゲーム関連のものを中心にお伝えしたいと思います。

　結果を見ていくと、2006年にヒットした商品では、「ニンテンドーDS」が約85％の支持を集め1位となりました。ほか、「脳を鍛える大人のDSトレーニング」など脳トレ商品が2位、「Wii」が9位、「PSP」が22位となっています。

　「2006年にヒットした意外な商品」では、脳トレ商品が同じく2位、「おいでよどうぶつの森」など仮想空間生活オンライン・ゲームが14位、「ニンテンドーDS」が21位です。

　最後に、2007年にヒットする商品では、「Wii」が約70％の支持を集め1位となりました。ほか、「プレイステーション3」は約40％で7位となっています。

　この調査から見れば、今までにない新機軸なゲームを市場に送り出している任天堂製品が、大きな人気を獲得していますね。

◎関連リンク
　□2007年ヒット商品予想――技術者が選んだ1位は「Wii」 （日経BP）