[WiiU] ピクミン3は初代ピクミンのような方向性に、宮本さんがコメント
任天堂の宮本茂さんは、2013年に発売予定のWii Uソフト「ピクミン3」についてコメントしました。
海外メディアGamesMasterのインタビューに応じた宮本さんは、過去のピクミンシリーズを振り返りつつ最新作の方向性について語りました。
宮本さんは、まず初代ピクミンについて「
私達は、初代ピクミンがあまり簡単なゲームではないということに気付きました。そして、ユーザーは時折ストレスを感じていたということもです」と作品を振り返りました。
それを踏まえて開発が進められたピクミン2については「
主な狙いは、ユーザーが感じるあらゆるストレスを出来るだけ何とかするということでした。これはとてもユーザーフレンドリーです」と語りました。
一方で、宮本さんは「
私自身は完全にはこの方向性に同意することは出来ませんでした」と、ピクミン2の方向性について葛藤があったことを明かしました。
理由としては、ピクミンは元々はストラテジー要素のあるゲームとして構想したものであることを挙げました。ユーザーにとってある種のストレスとなっていたものは意図したものだったとのこと。
ピクミン3の開発を始めるとき、宮本さんはピクミン2の開発メンバーを集めて「
初代ピクミンの頃のような基本に戻ることが重要」との考えを伝えたとのこと。ピクミン3は、宮本さんがピクミンについて元々構想していたような戦略性を重要視する方向性になるようです。
初代ピクミンとピクミン2のどちらが好きかはユーザーによって意見が分かれるところですが、この決定がどのように反映されているか続報にも注目ですね。
◎関連リンク
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Pikmin 3 will be more like Pikmin 1 - Miyamoto (The Official Nintendo Magazine)