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[3DS] 「どうぶつの森」品薄についてお詫び、通常とは異なるROMカードがネックに

  • 掲載: 2012年12月4日 02:01
 任天堂は、現在発売中のニンテンドー3DSソフト「とびだせ どうぶつの森」の生産に関するお知らせを発表しました。
 発売初週だけで60万本を売り上げダウンロードカードすらも売り切れる状態となり、既に累計100万本以上に達しています。

 本件については、岩田聡社長が動画で説明を行っています。それによると、本作は今までのソフトに比べて大量のデータを書き込む必要があることから、SLC-NANDと呼ばれる特殊なROMカードが用いられています。
 3DSカードには、本作で初めてSLC-NANDが採用されました。新しい試みということもあり事前の需要予測に基づき生産が進められましたが、任天堂の予想を上回る販売が続いており、供給不足に陥っています。

 ROMカードに使われるSLC-NANDは短期間に生産数を増やすことが出来ないほか、他の3DSソフトと共通のものではないため生産調整も出来ず、しばらくは今の状況が続く見通しとなっています。
 なお、同じく売り切れとなったダウンロードカードについては、年末に向けて十分な量を用意するとしています。また、ニンテンドー3DS LL本体「とびだせ どうぶつの森」パックは現在増産を進めており、12月中旬には再出荷を行うとのこと。

 岩田社長は動画にて、「パッケージ版をお待ちのお客様には根本的な問題の解決にはなりませんが」と前置きをしつつ、今すぐにでも購入が可能なダウンロード版の購入方法の解説を行いました。
 最後に、今回の品薄を踏まえ、配信プレゼントなどの期間を延長することが発表されています。

◎関連リンク
 □ニンテンドー3DS専用ソフト『とびだせ どうぶつの森』生産に関するお知らせ (任天堂)
 □ニンテンドー3DS専用ソフト『とびだせ どうぶつの森』生産に関するお知らせ(動画) (任天堂)