「どうぶつの森Direct」YouTubeでの再生数が110万超に、視聴数の65%はスマートデバイスから
任天堂が25日に開催した第2四半期決算説明会 質疑応答にて岩田聡社長は、開始から1周年を迎えた「Nintendo Direct」の販促効果などについてコメントしました。
岩田社長は、Nintendo Directを開始した理由について、ネットなどの普及により情報が拡散するスピードが上がり、それがしかも何らかの形で歪んだ形で拡散してしまうことが大きな問題となっていたことを挙げました。
そこで、ゲーム内容などユーザーが求めている情報に関しては、任天堂が自らユーザーに対して直接情報を届ける方が良いのでは、というのが開始の経緯です。
開始当初は何人のユーザーに見られるのか手探り状態でしたが、最近は「
「1週間で60万人とか100万人規模の方にご覧いただいているらしい」ということが分かってきました」としています。
任天堂ではNintendo Directに合わせて、ニンテンドーeショップなどで動画や体験版を配信していますが、放送後にショップへの来客が増えたり、ゲーム機の稼働率が上がるといった効果も出ているとのこと。
ここ数ヶ月分の放送はYouTubeにもアップロードされていますが、先日の「とびだせ どうぶつの森 Direct」は
YouTubeだけで110万を超える視聴回数になっており、しかもその
65%はスマートデバイス(スマートフォンやタブレットなど)からの視聴だったとのこと。
通常のNintendo Directは、任天堂関連の情報を自ら収拾しているユーザーからの視聴が多めですが、どうぶつの森のように、これまでNintendo Directを知らなかったユーザーからも視聴されるケースが出てきています。
岩田社長は今後について、「50代の特別なこともない男である私が、延々とゲームについてしゃべる映像にお客様がいつ飽きるか分からない」とは思っているとしつつ、「
今のところ楽しんでいただいて注目いただけているようですので、「その間はやっていこう」と思って続けています」と述べました。
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第2四半期決算説明会 質疑応答 1ページ目 (任天堂)