メモリやディスクなどWiiU本体の情報も発表、13日放送のプレゼンまとめ
任天堂は13日16時より、「Wii U発売に関するプレゼンテーション」をインターネット上で放送しました。
「Wii U発売に関するプレゼンテーション」では、Wii U本体が
2012年12月8日(土)に発売されること、プレイスタイルに応じて「
Wii Uプレミアムセット」(3万1500円)と「
Wii Uベーシックセット」(2万6250円)の2種類が発売されることなどが発表されました。
※本体同梱品やセットによる違いについては、
WiiU本体は12月8日発売、価格は税抜き2万5000円&3万円で2つのセットを同時発売をご覧ください。
プレゼンテーションでは、任天堂の岩田聡社長よりWii Uの概要について紹介されました。以下、箇条書きでまとめます。
Wii U本体について
- Wii Uは任天堂初となるHD対応のゲーム機。720pや1080pに対応
- GPUの演算能力を、グラフィック演算以外の処理にも利用可能(GPGPUと呼ばれる)
- メインメモリは2GBで、Wiiの20倍以上。ゲーム機としては最大
(内訳はゲーム1GB、システム1GB) - 独自規格の光ディスクを採用、容量は25GB(読み出し容量は最大22.5MB/s)
- 本体の定格消費電力は75W(ゲームプレイ時など、通常時の電力は40W程度を想定)
※定格消費電力は、USBポートへの給電など全てを含めた設計上の最大値 - Wiiとの互換性あり。Wiiソフトをはじめ、Wiiリモコン、Wiiハンドル、バランスWiiボードなどの周辺機器を使用可能
- バーチャルコンソールやWiiウェアは、引越し手続きを行うことでWii Uでも引き続きプレイできる
「Wii U GamePad」について
- Wii U GamePadには、Wiiのセンサーバーの機能も搭載
- 一見すると携帯ゲーム機のようにも見えるが実際は異なる。仕組みとしてはGamePadへの入力を本体へ送る → 本体がプログラム処理を行う → 本体が映像を生成 → GamePadへ表示 という処理が行われている
- GamePadへの入力からスクリーンへの映像出力まで、遅延無く行われる
周辺機器のラインナップと価格
- Wiiリモコンプラス(シロ、クロ、アオ、ピンク) 各3800円
- ヌンチャク(シロ、クロ、アカ) 各1800円
- Wiiリモコンプラス追加パック 5250円
※Wiiリモコンプラス、ヌンチャク、センサーバーをセットにした商品。個別購入より2030円お得 - Wii U GamePad(shiro/kuro) 1万3440円
※本体に2台まで接続可、2台使用に対応するソフトに合わせて別売開始
※Wii U GamePadとACアダプタがセット - Wii U PROコントローラー(shiro/kuro) 各5040円
※Wii U本体に4台まで同時接続可能、バッテリー式でUSBケーブルによる充電 - Wii U本体縦置きスタンド(kuro) 315円
※任天堂オンライン販売のみの取り扱い - Wii U GamePadスタンドセット(kuro) 1890円
※Wii U GamePadの充電スタンドとプレイスタンドをセットにした商品
岩田社長はWiiについて、リビングへの設置率が8割を超え「集まればWii」という状態にはなったものの、一方で誰かがテレビを見ていると遊べない状況にもなったと振り返りました。Wii Uでは、Wiiの強みを生かしつつ、1人で遊ぶ仕組みを強化すると語りました。
また、プレイヤー同士でコミュニケーションを楽しめる「Miiverse」にも触れ、「
集まればWii U、ひとりでもみんなでWii U」を目指すと抱負を述べました。
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Wii U発売に関するプレゼンテーション (任天堂)
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