任天堂の岩田聡社長は、Wii Uで対応予定のネットワークサービス「Miiverse」（ミーバース）についてコメントしました。

　以下は、海外のゲーム情報サイトKotakuにて掲載された岩田社長のインタビューの一部です。

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　今や、シングルプレイヤーゲームですらも、ソーシャル要素が重要な時代になっています。そして私達は、ソーシャル要素は必要不可欠なものであると考えています。
　私は、ゲームプラットフォームにはゲームで遊ぶ人々のソーシャルグラフ（※SNSなどにおけるユーザー同士の繋がり）を構築することが必要と考えています。これは、任天堂がMiiverseを提案した大きな理由となっています。

　ゲーミングサービスに目を向けてみると、例えばXboxLiveのように異なる場所にいるユーザー同士が集まって遊べるようなサービスは、現在では普遍的なものになりました。
　しかし、フレンド同士が常に同じ時間に集まって遊べるとは限りません。もちろん、マルチプレイヤーゲームのようにお互いが集まって遊ぶような場もMiiverseにはありますが、私達が本当にやりたいことは、1人で遊んでいるプレイヤーが、1人で遊んでいることを感じさせないような場を提供することです。
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　Miiverseには、例えばゲームを遊んでいて何か行き詰まった時に、ヒントを探したり、フレンドとビデオチャットをしたりすることが出来ます。これらの機能については、ニンテンドーダイレクト Pre E3 2012などで紹介されています。
　1人でゲームを遊んでいる人への救済策については、以前から様々な方法でゲームに取り入れられ試行錯誤が続けられていましたが、Wii UとMiiverseはそれらに対する任天堂の答えということになりそうです。


◎関連リンク
　□Satoru Iwata: Miiverse is About More Than Competitive Multiplayer （Nintendo Life）