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[3DS/WiiU] 「スマブラ」最新作の開発はバンナム2社、「テイルズ」ディレクターや「鉄拳」メインスタッフなど参加

  • 掲載: 2012年6月24日 01:00
 22日に放送されたニンテンドーダイレクトにて任天堂の岩田聡社長は、Wii Uとニンテンドー3DS向けに発売する「大乱闘スマッシュブラザーズ」最新作に関する続報を発表しました。
 まずは、最新作の開発体制についてです。当初は前作同様にスタッフ公募による開発体制を予定していたようですが、Wii Uとニンテンドー3DSへの2ハード同時開発であること、そして少しでも早くスマブラ最新作を発売することを考慮した結果、バンダイナムコゲームスバンダイナムコスタジオの2社で開発チームを編成することが発表されました。
 バンダイナムコスタジオは、バンダイナムコゲームス開発部門の子会社化を目的に設立された会社で、テイルズシリーズなどの開発部門も同社に集約されています。

 他にも岩田社長からは、これまでのシリーズと同様にソラの桜井政博氏がディレクターとして制作の中心に関わることが改めて発表されました。また、開発チームの運営にはバンダイナムコスタジオの小林賢也氏(代表作:Wii「GO VACATION」など)、バンナム側のディレクターとして樋口義人氏(代表作:「テイルズ」シリーズ)が担当します。
 ソラの桜井氏とバンナム2社によるスマブラ最新作の開発は既に始動しているとのこと。

 また任天堂ホームページにて、この発表に合わせて桜井氏、小林氏からのメッセージが掲載されています。桜井氏は、「バンダイナムコゲームスおよびバンダイナムコスタジオから成る特別チームで作られているプロトタイプ版は、出来映えがよく、しっかり動いています。2機種ある意味と新たな楽しみを最大限に引き出すべく、チーム一同がんばっていきますので、どうぞよろしくお願いします」と抱負を語りました。
 小林氏からは開発チームの紹介がありました。テイルズシリーズの樋口氏の他にも、「機動戦士ガンダム エクストリームバーサス」プロデューサー&ディレクターの赤塚哲也氏、「ソウルキャリバー」シリーズのアートディレクターとサウンドディレクター、「鉄拳」シリーズのメインスタッフなどが参加する「バンダイナムコのトップクリエイターが集結、これまでにないドリームチーム」(小林氏)とのこと。

 任天堂が抱える代表作の一つに成長した「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズですが、Wii Uとニンテンドー3DSでの同時開発、そしてサードパーティとの共同開発と、注目点の多いプロジェクトになりました。作品に関する情報が公開される日を楽しみに待ちたいですね。

◎関連リンク
 □ニンテンドーダイレクト (任天堂)
 □新作「スマブラ」制作にあたって皆さんへのメッセージ (任天堂)

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