任天堂の宮本茂さんは、Wii U向けに開発が進められている「ゼルダの伝説」シリーズ最新作についてコメントしました。

　2011年のE3でWii Uが初公開された時、Wii Uのデビュートレイラーの最後に「ゼルダの伝説」の一場面が登場しました。ブースにはデモも出展されており、ゲームパッドからアイテムを選んだり、マップを見たりといった操作が可能になっていました。

　しかし、先日開催された2012年のE3では、「ゼルダの伝説」のデモは公開されませんでした。現在の状況が気になるところですが、海外メディアEntertainment Weeklyのインタビューにて、宮本さんは次回作について以下のようにコメントしました。

　最新作の「スカイウォードソード」では、モーションコントロールによって武器やアイテムなどを操作できました。私はこれは面白いなと思ったのですが、いくらかのプレイヤーはそれが馴染まなかったり好まなかったりして、途中で遊ぶのを止めてしまったようです。
　今は改善点をまとめたり、良い部分ももっと発展させようと作品を振り返っている段階です。

　現在はWii Uそのものも含めて複数の実験を行っており、どれがゼルダに適しているか模索しているとのこと。来年のE3で何らかの続報が発表されると良いですね。

◎関連リンク
　□Miyamoto: We're experimenting with Zelda Wii U （The Official Nintendo Magazine）