[WiiU] 任天堂・岩田社長、「Miiverse」の投稿フィルタリングについて説明
任天堂がWii Uなどで展開するSNS機能「Miiverse」(ミーバース)には投稿のフィルタリング機能も搭載されます。岩田聡社長は、米紙のインタビューに応じ、てフィルタリング機能について説明しました。
米ロサンゼルスの現地紙Los Angeles Timesのインタビューに応じた岩田社長は、フィルタリングを採用した経緯について「任天堂は、安全なコミュニケーションに大きな関心を持っています」とコメントしました。
Miiverseでの投稿フィルタリングは3段構えになっています。第1に、事前に決められた禁止用語での
システムによる機械的なフィルタリングを行います。これは既に様々なオンラインゲームなどでも、ニックネームなどの入力に使用できない言葉が決められている事例が多数あります。
ただ、禁止用語に対して代替的な表現を用いて、規制を回避しようとするケースも多々あります。そのため、Miiverseでは第2のフィルタリングとして
人間の目による確認も行うとのこと。
そして第3に、
ユーザーによる報告です。これも多くのSNSで採用されている方法で、ユーザーが不快な投稿を見かけた際に報告をし、それを受けて運営側の判断によって投稿を削除します。
第2のフィルタリングでの人間による判断は、実際にどのような投稿が不快であるかはユーザーによって基準が異なります。第3のフィルタリングは、こういった懸念を解決するために用意されているようです。
なお、Miiverseの投稿フィルタリングには人間による判断を経ることになるため、投稿が反映されるまでに時間を要することになります。岩田社長はこれについて「
個人的には、30分までが許容できる範囲だと思います」とコメントしました。
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E3: Miiverse and Nintendo’s plan for keeping it clean (Los Angeles Times)
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