Google、4月1日ネタ「Googleマップ 8ビット」の開発秘話を掲載
Googleは、4月1日のエイプリルフールに公開した「Googleマップ 8ビット」の開発秘話を公開しました。
Google Japan Developer Relations Blogにて、ソフトウェアエンジニアである野村達雄氏へのインタビュー記事が掲載されています。野村氏は、「Googleマップ 8ビット」の考案者でもあり、4月1日にGoogleが初公開した際にも紹介動画に登場しています。
「Googleマップ 8ビット」のプロジェクトは、社内でエイプリルフールのアイディアを募集していた時に、何か出来ないかなと考えたのがきっかけだったとのこと。野村氏は学生時代にFPGA(※目的に応じて自分で回路を設計できる集積回路)を用いてファミコンを実装した経験もあるそうです。
最初はGoogleの”20%プロジェクト”として1人で始めたものが、同僚にヘルプを頼んだり、社内で評判になったことからグローバルなプロジェクトになるなど、段々と規模が拡大していきました。
「Googleマップ 8ビット」では、スカイツリーやナスカの地上絵といったドット絵で描かれたランドマークが話題になりましたが、これは
世界中のGoogle社員の投稿により集まったものであるとのこと。
地図上には120種類ほどのランドマークと、初代ドラクエに登場した40種類のモンスターが点在していましたが、記事では「
公開してから1時間ほどでほとんどのモンスターが見つけられたのにはびっくりしました」と、公開後のエピソードについても語られています。
記事では、他にも地図の製作過程や技術的な話題なども取りあげられていますので、ぜひご覧ください。
◎関連リンク
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「Google マップ 8 ビット」開発の舞台裏 (Google Japan Developer Relations Blog)