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[WiiU] 噂: CPUは4コア8スレッド、「Wiiより20倍高速」に?

  • 掲載: 2012年5月29日 23:59
 海外にて、Wii U本体のスペックに関する噂が出回っています。
 海外のゲーム情報サイトGo Nintendoによると、噂されているWii U本体のスペックは以下の通りです。
  • IBM 710 Expressベース
  • CPUは4コア8スレッド、動作周波数は3GHzに抑制
  • Wiiで使用されているCPUよりも20倍高速
  • CPUは、IBMのPOWER 7を基に設計、45nmプロセスで製造
  • 現世代のシステムに比べて50%程度はパワフル
 通常、IBMの「POWER 7」は6コアで構成されており各コア4スレッド、計24スレッドで動作可能ですが、Wii U向けに提供されるCPUは各コア2スレッドで、搭載されるコア数も4つにカスタマイズされているとのこと。
 一般的には、コア数が多くなるほど処理能力は向上しますが、同時に消費電力も増加します。この辺りのバランスの取り方は、各社の考え方によって特徴が出る部分です。
 ちなみに「4コア」とは、演算処理を行う”コア”が4つ搭載されているという意味で、「スレッド」とは1つの”コア”が同時に処理できる仕事(演算)の数です。8スレッドは、単純に荒く説明すると「8つの仕事を同時に処理できる」ということになります。

 ちなみにWiiのCPUはシングルコアで768MHzと言われていますので、「Wiiよりも20倍高速」との表現にもある通り、処理能力は大幅に向上しています。

 ただ、冒頭でも書いた通り噂ですのでご留意ください。ソフトの噂はE3で大体の真相が明らかになりますが、スペックに関しては任天堂からは発表されない可能性が高いため、なかなか証明も難しいですね。

◎関連リンク
 □RUMOR - Another round of specific details on Wii U's power (Go Nintendo)