任天堂は、Wii Uコントローラに搭載されているスクリーンとテレビ画面の両方を用いて、Wiiリモコンのポインタで操作する特許を申請しました。

　Wii Uコントローラに関する特許はこれまでにも何点かお伝えしましたが、用途は主に「Wii Uのコントローラでどう操作するか」というものでした。今回の特許は、Wiiリモコンやテレビ画面と組み合わせて使う操作方法です。

　Nintendo Lifeの記事によると、この特許では、Wiiリモコンのポインタをテレビ画面とWiiUコントローラのスクリーンの両方で使用します。
　掲載されている画像の例では、テレビ画面には2人の人間とUFO、コントローラの画面には家が表示されており、人がUFOに攻撃されようとしている場面です。なんとかして人を守らなければなりませんが、ここでは人間をポインタ操作で掴み、テレビ画面からコントローラの画面へ避難させる方法が紹介されています。言わば、テレビ画面とWii Uコントローラのスクリーンとの間でドラッグ＆ドロップするための特許です。

　Nintendo Lifeの記事では「ピクミン3」で使用される可能性について考察しており、なかなかに想像が膨らむ機能です。画面が2つ用意されていることで、他にもどのような使い道が登場するのか楽しみですね。

◎関連リンク
　□Nintendo Patent Reveals Wii U and Remote Interactivity （Nintendo Life）