任天堂の宮本茂さんは、同社のキャラクター展開についてコメントしました。

　イギリスのメディアThe Guardianのインタビューに応じた宮本さんは、「任天堂は新しいキャラクターを生み出すことに興味を失っているのではないか」との問いに対して以下のように回答しました。

　私たちは既存シリーズの新作をリリースし続ける必要があります。そうでなければ、シリーズが死んでしまうからです。それは、私たちが全く新しいゲームに対して興味を持っていないという事にはなりません。

　宮本さんは「マリオ」や「ゼルダの伝説」といった様々な作品の生みの親として知られており、現在も新作に取り組んでいます。任天堂は既存キャラクターを使った作品が多いとの批判もありますが、宮本さんはそれを否定しました。

　また、宮本さんは「機会があれば、これからも新しいものを作りたいです」とし、「近いうちに、新しいキャラクターを紹介する時が来るだろうと思います」と、新キャラクターの登場を匂わせる発言をしました。
　ちなみに宮本さんは、2010年6月に開催された株主総会にて、「ピクミンというキャラをつくってから、もう10年近くなりますので、そろそろまた新しいキャラクターをつくらないといけない年かなと思っています」とコメントしています。どのような作品になるか楽しみですね。

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