最近流れた”WiiUに関する噂や証言”と、それに対する考察
E3が6月に迫り海外ではWii Uの発売日やスペックなどの様々な噂が錯綜していますが、最近流れたWii Uに関する噂や証言などをまとめた記事がありましたので紹介します。
以下、海外のゲーム情報サイト
Nintendo Enthusiastに掲載されていた記事をまとめたものです。見出しが噂の内容、その下の文章が解説となっています。
「Wii U」の名称変更について
任天堂は「Wii U」という名前を好んでおり、それを今後も使用し続けることを望んでいます。しかし本体が発売された後、誰かもしくは何らかの企業が、「U」という文字には商標上の問題があると主張してくることでしょう。
任天堂が法廷での闘争に負けるのは珍しいことではありますが、(この問題を回避するため)任天堂は名称の代替案を用意しています。結果はどうであれ、
任天堂は「Wii」という名称を好んでおり、後継機にも「Wii」を含めることを望んでいます。この問題は、6月のE3までに決着するでしょう。
WiiUのグラフィック能力は、Xbox360やPS3よりも貧弱?
これは明らかに真実からは遠いものです。また任天堂は、デマを広げるアナリストに対して良い印象を持っていません(※原文では復讐という言葉も用いられている)。
噂は投資家の評価を下げ、任天堂株のランクも下げました。投資家は、E3でどういうアイディアが待ち受けているのか、E3で評判を急上昇させられるかどうか様子を見ています。
E3で発表されるであろうWiiUの最終形の噂について
長い間、任天堂は厳しいNDA(機密保持契約)を開発者に課していました。WiiUの情報に関して混乱が起きた原因の何割かは、任天堂自身にもあるでしょう。しかし、最終的に全ての情報が発表されたとき、任天堂はそのことに価値があると信じています。
今のところ、最終的な開発キットへの完全なアクセスをもつ
トップクラスのパブリッシャーは、Wii Uに関する否定的な噂を直面した今でも口を閉じています。
WiiUは北米で11月18日、日本で11月25日に発売される?
たとえ、その日付が任天堂の取締役会で話されたものだとしても、それはまだ最終的なものではありません。
発売日に関する議論は続いており、最終的に11月18日が発売日になる可能性も十分にありますが、まだ任天堂自身ですら結論にたどり着いていません。
WiiUには触覚センサーが搭載される?
任天堂が触覚センサーに関する調査を実施し、関連する会社と協議したことは事実です。しかしそれは、何の根拠にもなりません。
最終的には「我々は、任天堂が何をWii Uに取り入れたのかを知るためにE3まで待たなければいけない」との真っ当な結論で記事が終わっています。新ハードの発表前に様々な噂が流れるのは風物詩とも言える現象ですが、あくまでも噂であるという前提を忘れてはいけない、ということですね。
◎関連リンク
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Whispers of the Wii U Around the Industry (Nintendo Enthusiast)