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Green Hills Softwareと任天堂が契約締結、WiiU向け統合開発環境を提供

  • 掲載: 2012年3月28日 21:33
 海外のデベロッパーGreen Hills Softwareは、Wii U向けの統合開発環境を提供するライセンス契約を任天堂と締結したと発表しました。
 Green Hills Softwareは、組み込みソフトウェアの開発環境「MULTI Integrated Development Environment(IDE)」を任天堂に提供します。
 IDEとは、日本語で「統合開発環境」という意味です。ソフトウェアを開発するために必要なエディタやコンパイラ、デバッガといったツールを連携させたり、コードの最適化など様々なIDEの機能を利用することにより、ソフトウェア開発の効率化が期待できます。

 Green Hills Softwareのニュースリリースには、Wii Uの開発を手掛ける任天堂総合開発本部より、本部長・竹田玄洋氏のコメントが掲載されています。竹田氏は、今回のライセンス締結について「私達は、高度に最適化されたコードを生み出し、優れた世界的なサポートを提供するGreen Hills Softwareのソリューションを選択しました」とコメントしました。

 リリースによる「MULTI IDE」は、Wii U向けソフトを手掛ける全世界のデベロッパーに提供されるとのこと。先日お伝えした「Havok」とのライセンス締結と同様、Wii U向けのソフト開発をサポートする取り組みの一環となります。

◎関連リンク
 □Green Hills Software's MULTI Integrated Development Environment Selected by Nintendo for Wii U Development (Green Hills Software)