WiiUコントローラにNFC機能を搭載、小型課金の決済手段にも活用可能
任天堂の岩田聡社長は、27日に開催した第3四半期決算説明会にて、Wii Uのコントローラに関する新機能について発表しました。
岩田社長によると、Wii Uのコントローラには
NFC機能が搭載されるとのこと。NFCは”Near Field Communication”の頭文字で、日本語で近距離無線通信を意味する言葉です。FeliCa規格やMIFARE規格との互換性を持った非接触の近距離無線通信規格で、これから世界的に広く普及することが期待されている規格です。
NFC機能がWii Uのコントローラに搭載されることにより、
非接触の近距離無線通信が可能になります。例えばJR東日本のSuicaは、自動改札機の読み取り部分にカードをかざすだけでも認識しますが、このような非接触の無線通信がWii Uでも可能になります。
用途としては、電子的にデータが読み書きできるカードやフィギュアによって新しい遊びが実現したり、小額課金の決済手段としても活用できるなど、様々な可能性があります。
Wii Uでの具体的な要素については言及されませんでしたが、6月のE3ではWii Uの最終形が公開されることになっていますので、もしかするとNFC関連の発表もあるかも知れません。
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2012年1月27日(金)経営方針説明会 / 第3四半期決算説明会 4ページ目 (任天堂)