アカマイ、Wiiのネットワーク配信インフラを提供
業界最大のオンラインコンテンツ配信事業者「アカマイ・テクノロジーズ インク」(日本法人:アカマイ株式会社)は、同社の配信インフラがWiiに採用されたことを発表しました。
リリースににて、
アカマイは、Wiiのバーチャルコンソール対応ゲームソフトなどを世界中の家庭に効率良く配信するために、世界最先端のインターネット配信インフラを提供しますと書かれています。
Wiiの配信インフラには「Media Delivery Standard Download」および「Edge Suite Delivery」が採用されています。これらは、同社が全世界に約20,000台を分散配置したサーバーを通じて提供されています。分散させることで、動的なコンテンツを世界的に配信でき、国別の限定配信などもできるようです。
バーチャルコンソールにはリージョンがあり、地域ごとに配信ソフトが異なりますので、Wiiにぴったりのようです。
なお、リリースには、同社社長兼CEOのポール・セーガン氏のコメントが掲載されています。
任天堂は、アカマイの配信インフラを使用し、同社お客様に迅速かつ信頼性の高いコンテンツ配信を提供できます。ゲームソフトのダウンロードの需要はますます高まっています。アカマイは、任天堂のようなゲーム業界のリーダーが当社の配信インフラを採用し、対応コンテンツを次世代ゲーム機に配信できることを大変うれしく思います。 「バーチャルコンソール」は2007年以降が本番とも言えますので、これからの展開にも期待ですね。
◎関連リンク
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アカマイ、任天堂のWii™向け コンテンツ配信インフラを提供 (アカマイ)
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アカマイがWiiにネットワーク配信インフラを提供 (Nintendo iNSIDE)