株式市場を中心に、任天堂が2011年9月13日にニンテンドー3DS関連の発表会を開催するとの情報が流れています。

　ブルームバーグの報道によると、本日8月23日午後、任天堂の株価が大証において急速に値を上げ、前日比9.7％高となる1万3250円まで上昇しました。東海東京調査センターの角田佑介アナリストによると、市場では任天堂が9月13日にニンテンドー3DS関連のイベントを開催するとの観測が流れており、任天堂株の買いが加速したとのこと。
　ただ、コスモ証券投資情報部の清水三津雄副部長は、米国での景気刺激策発表の前に投資家が日本株全般を買い戻しており、任天堂株の上昇もその流れに関連していると指摘し、イベント実施の観測だけで株価急上昇について十分に説明できないとコメントしました。

　9月13日と言えば「東京ゲームショウ2011」の開催直前ですが、2009年にはWii本体の値下げを東京ゲームショウの開催日に発表したほか、2010年にはカンファレンスを9月29日に開催するなど、ゲームショウ近辺は任天堂も何らかの動きを見せる時期となっています。

　なお、今のところ任天堂からの公式な発表は一切ありません。続報については入り次第お伝えいたします。

◎関連リンク
　□任天堂株価が午後に急上昇、９月に「３ＤＳ」イベント実施との観測 （ブルームバーグ）