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「”ちゃぶ台返し”は必要」、任天堂・青沼氏が語る

  • 掲載: 2011年7月14日 01:21
 任天堂より2011年中に発売予定のWiiソフト「ゼルダの伝説 スカイウォードソード」を開発中の青沼英二氏は、宮本さんの”ちゃぶ台返し”についてコメントしました。
 宮本さんは、社内で開発中のゲームについて改善点などのアドバイスをしていますが、時には開発したものの一部を捨てたり、発売日を延期するなどして修正を要求することもあり、プロジェクトがひっくり返される様子を”ちゃぶ台返し”に例えています。
 社長が訊くをはじめとする任天堂関連のインタビューではよく話題に挙がり、”ちゃぶ台返し”は宮本さんの十八番になっています。最近では「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」で、”茶碗を並べ替えただけ”という新しいタイプの技も登場しました。

 以下は、”ちゃぶ台返し”について語る青沼氏のコメントです。

 GDCで”ちゃぶ台返し”の話を聞いた方の中には、まるで宮本さんが社内で破壊的な行動を取っているかのように感じた人がいたのではないでしょうか。
 しかし私は、それは違うと思っていて、スタッフ達もそのように考えていると思います。”ちゃぶ台返し”は制作過程の一部になっていて、その意味では儀式とも言えます。


 また、宮本さんはプロジェクトの全体を見渡して解決すべき問題点と解法を指摘してくれるとのこと。

 64「時のオカリナ」やGBA「4つの剣+」やWii「トワイライトプリンセス」など、ゼルダ関連ではほぼ毎回のように”ちゃぶ台返し”が行われていますが、青沼氏は”ちゃぶ台返し”は必要な行為であると語りました。

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