7日、任天堂の岩田聡社長と宮本茂専務は、東京都内の外国特派員協会で講演を行いました。

　その講演で岩田社長は、「Wii（ウィー）」の今後の出荷計画について「上積みするチャンスが出てきた。余地はまったく無いわけではない」とコメントしています。
　しかしながら「現時点でコメントするのは早すぎる」（岩田社長）と、今すぐには出荷計画が修正されないことを述べました。

　米国に続き日本や欧州でも好調のWiiですが、これについては「もっと大切なのは、この勢いを続けること。一家に一台から、一人に一台を目指したい」と語りました。
　プレイステーション3ついては「PS3と競争しているとはあまり思っていない。むしろ、ゲーム人口増のため、どうしたら利用者が向いてくれるか考えている」としました。

　また、米国などで問題となっている、Wiiリモコンの安全性については「商品を出す前にテストはしているが、われわれの想像を超えて、利用者がエキサイトして遊んでいる可能性がある」とコメントし、現在調査中であることも明らかにしました。

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