任天堂の宮本茂さんは、2011年中に発売予定のニンテンドー3DS向け「スーパーマリオ」シリーズ最新作についてコメントしました。

　宮本さんは海外メディアThe Telegraphのインタビューに応じ、「スーパーマリオ」シリーズ最新作について以下のようにコメントしました。

　皆さんはよく「なぜ3DSにはスティックを2つ搭載していないのか？」と聞いてきます。プレイヤーはカメラをスティックで操作する事に慣れていますが、ジャイロセンサーを用いて3DS本体を動かす事で、アナログスティックの代わりとして操作できます。これは、非常に直感的です。

　以上から、「スーパーマリオ」最新作にはジャイロセンサーを用いたカメラ操作が採用されるようです。ちなみに宮本さんは、過去に「立体視とジャイロセンサーの相性は良くない」という旨のコメントをしていますが、立体視との兼ね合いも気になるところですね。

　また、宮本さんは、3DSの機能である「すれちがい通信」には本作は対応しないことも明らかにしました。

　なお、3DS向け「スーパーマリオ」最新作は、米ロサンゼルスにて現地時間6月7日より開催されるE3にて詳細が発表される予定です。

◎関連リンク
　□Super Mario 3D to Use 3DS Gyro Sensor （Nintendo Life）
　□Super Mario 3DS Will Use Gyroscopic Sensor （Cubed3）

◎関連ニュース
　□[3DS] 東京開発部のマリオ最新作が開発中、スクリーンショットも公開
　□[3DS] 「スーパーマリオ」「マリオカート」最新作は年内発売