海外: 任天堂、オンラインサービスのセキュリティについてコメント
Play Station NetworkとSony Online Entertainmentで計1億アカウント以上の個人情報が流出した問題を受け、任天堂は自社オンラインサービスのセキュリティ対策についてコメントしました。
海外のゲーム情報サイトKotakuが海外の任天堂に対して行ったインタビューによると、担当者は自社サービスのセキュリティについて以下のようにコメントしたとのこと。
顧客情報の安全確保と機密保持は、我々にとってとても重要です。そのため、個人情報の不正使用や未許可のアクセスから守るため、技術、管理、物理の観点から様々な対策を取っています。また、セキュリティ対策にふさわしい技術を熟考するため、対策を定期的に見直したり、方法を改善したり、システムのテストを実施しています。
Play Station Networkでは1000万以上のクレジットカード情報も流出しています。オンライン決済を利用したソフトのダウンロード販売サービスは任天堂も運営していますが、担当者によると「
WiiやDSの場合は、残金を補充する度にプリペイドカードやクレジットカードを入力するようになっているため、それらの情報は任天堂サーバに保存されません」としています。
また、担当者は「オンラインシステムでは、100%安全という事は言い切れません。そのため、任天堂のサービスをモニターする専門家がいます」ともコメントしています。
任天堂では、5月末よりニンテンドー3DSソフトのダウンロード購入サービスを開始する予定ですので、ゲームのオンラインサービスに対するセキュリティへの関心はより高まりそうです。
◎関連リンク
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Nintendo on Server Security and Privacy (Cubed3)
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Don’t Blame Sony, You Can’t Trust ANY Networks (Kotaku)