任天堂・紺野氏「アイテムの無いマリオカートは、マリオカートではない」
任天堂の紺野秀樹氏は、ニンテンドー3DS向けに開発中の「マリオカート」最新作についてコメントしました。
「マリオカート」シリーズではレース中に様々なアイテムを使用できますが、その1つに”
トゲゾーこうら”があります。このアイテムは、トップを走っているプレイヤーに必ず攻撃できるというものです。2位以下のプレイヤーにとっては逆転のチャンスになるわけですが、一部のユーザーは”トゲゾーこうら”への不満を漏らしているとのこと。
これに対して紺野氏は「
タイミングは難しいですが、避けることは可能です」とし、”トゲゾーこうら”がアイテムの中にある理由については「
マリオカートは、ゴール地点にたどり着くまでは何が起こるか分かりません。レースに参加している全員が、レースが終わるまでバトルに参加できるようにしたいと私達は考えています」とコメントしました。
また、アイテム無しで純粋なレースを楽しみたいという要望に対しては「
アイテムの無いマリオカートは、マリオカートではありません」「
私達の目標は、アイテムがある状態でゲームバランスを保つことです」と、アイテムを使用しないモードの搭載を否定しました。
個人的にもアイテムはマリオカートに必要な要素だと思いますが、「マリオカートWii」では対戦人数が12人に増えたため、他のCPUキャラクターやプレイヤーがアイテムを使う頻度も高くなる特徴がありました。
それはそれで面白かったりするのですが、賛否両論あった部分でもありますので、3DS版のマリオカートではその辺りが快適になっていると良いですね。
◎関連リンク
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Mario Kart 3D: 'We're looking at balancing items' - Nintendo (The Official Nintendo Magazine)