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社長が訊く「ニンテンドー3DS」ハードウェア篇が掲載、バッテリーの詳細など

  • 掲載: 2011年1月28日 00:12
 任天堂ホームページにて、社長が訊く「ニンテンドー3DS」ハードウェア篇が掲載されました。
 今回は、開発技術本部の杉野憲一氏、同じく梅津隆二氏、情報開発本部の紺野秀樹氏が登場しています。
 記事では様々な話題がありますが、ここではバッテリーの持続時間について取り上げていきます。公式サイトでは、ニンテンドー3DS本体のバッテリー持続時間は3DSソフトで3~5時間、DSソフトで5~8時間と掲載されていますが、これについて詳しい説明がありました。

 ”社長が訊く”によると、3DSには「省エネモード」が搭載されているとのこと。携帯型ゲーム機で最も電力を消費するのは液晶のバックライトですが、立体視を用いる3DSの液晶はバックライトを通常よりも明るくする必要があります。
 そこで、状況に応じてバックライトを自動で調整するのが「省エネモード」です。具体的には、バックライトの明るさを細かく調整し、ゲーム画面が暗いときはバックライトも暗めに調整されます。

 バッテリーの持続時間は、バックライトが最も明るい状態で省エネモードをオフにした時は約3時間とのこと。一方、同じ条件で省エネモードを使用した場合は、未使用時に比べて10~20%長くなるとのこと。
 また、バックライトを最も暗くした場合のバッテリー持続時間は約5時間です。この場合は、元々バックライトが暗くなっているため省エネモードの効果は小さくなります。他にも、バックライトが最も明るい状態で、3Dか2Dかで約25%オンライン対戦などで頻繁にWi-Fi通信をする場合は10%強の影響が出るとのこと。

 先日掲載した「バッテリー持続時間、3DやWi-FiをOFFにすると5時間以上に」でもお伝えした通り、3DやWi-Fiによってバッテリーの持続時間は大きく左右されるようです。
 ただ、今回の”社長が訊く”で細かい情報が公開された事で、バッテリー持続時間に関する疑問が解消されたのは良い事ですね。

 インタビューでは、他にも興味深い情報がたくさん掲載されていますので、ぜひご覧ください。

◎関連リンク
 □社長が訊く「ニンテンドー3DS」ハードウェア篇 (任天堂)