コナミ、ハドソンを4月1日付で完全子会社化
コナミとハドソンの取締役会は20日、ハドソンをコナミの完全子会社にするための株式交換の実施を決議し、株式交換契約を締結しました。
コナミは2001年にハドソンへの出資を開始し、2005年に連結子会社化しました。今回の完全子会社化により、コナミが力を入れているソーシャルゲームの展開に、携帯電話向けゲーム配信に強みがあるハドソンのノウハウを活用します。
なおコナミは、現時点ではハドソンとの経営統合や社名変更などは検討していないとのこと。
今後は、3月8日に開催されるハドソンの臨時株主総会で承認を受け、3月29日にハドソンの株式をJASDAQから上場廃止、4月1日に完全子会社化する予定です。
完全子会社化に伴い、ハドソンの代表取締役社長である石塚通弘氏は3月29日で退任します。4月1日からは、現・株式会社コナミデジタルエンタテインメント執行役員 ネット事業統括 兼 パワプロプロダクションエグゼクティブプロデューサーである上原和彦氏が同社就任します。
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