27日午後2時より「THE LAST STORY プレゼンテーション ～新たなPRGを求めて～」が開催され、ミストウォーカー代表の坂口博信氏らが登壇しました。

　イベントでは、坂口氏がゲームを序盤からプレイしつつ、チュートリアルやバトル、システム、メニュー周りなどの紹介を行いました。坂口氏はWiiリモコン＋ヌンチャクで操作していましたが、本作ではクラシックコントローラにも対応しています。
　チュートリアルでは操作説明が動画と共に表示され、分かりやすく作られている印象でした。”社長が訊く”や公式サイトのコラムでも取りあげられていた「ギャザリング」や、地形の活用、魔法の拡散など、戦略的な要素についても詳しく紹介されました。その他、イベントシーンの早送りやカメラ移動、メニュー周りの動作、衣装のカスタマイズなども実演がありました。

　続いて、本作の音楽を手掛けた植松伸夫氏、キャラクターデザインを担当した藤坂公彦氏、開発を手掛けたAQインタラクティブの松本卓也氏が登壇し、坂口氏の進行により開発時を振り返るトークショーが行われました。
　その後、本作に収録されるオンラインマルチプレイの「乱闘」を4人で対戦し、植松氏が勝利を収めました。オンラインマルチプレイでは、台詞を喋る様子なども実演がありました。

　バトル終了後は、任天堂の岩田社長がサプライズゲストとして登場。岩田社長による進行のもと生放送で”社長が訊く”が繰り広げられました。社長の登場により坂口氏らは緊張した様子でしたが、マリオクラブが史上最長とも言える約9ヶ月間も作品に関わっていたことにも触れ、チームが一体となって開発に関わることが出来たとのこと。
　また、”社長が訊く”の収録時期は、坂口氏と藤坂氏が登場した「その1」が3月末頃、坂本賀勇氏が登場した「番外編」が7月頃、植松氏が登場した「その2」が10月頃、松本氏が登場した「その3」が11月頃だったとのこと。

　岩田社長は、後は作品をどう世の中に伝えていくかが大事とし「僕らがしっかりやらなきゃいけない」とコメント。坂口さんらによる作品をぜひ皆さんの目で確かめて欲しいと述べ、退場しました。
　イベントの最後には、本作の主題歌を歌うカノンさんが登場。公式サイトやイベントの冒頭で流れたメインテーマを披露し、プレゼンテーションが終了しました。

　このイベントの模様は、28日午後に任天堂ホームページにて掲載される予定ですが、Ustreamでは録画版が既に公開されています。生中継を視聴できなかった方は、ぜひこちらをご覧ください。



◎関連リンク
　□THE LAST STORY プレゼンテーション ～新たなRPGを求めて～ （任天堂）
　□THE LAST STORY 　プレゼンテーション （Ustream）