社長が訊く「スーパーマリオ25周年」Vol.5掲載、初代マリオ開発者に訊く
社長が訊く「スーパーマリオ25周年」の最終回となるVol.5では”スーパーマリオ生みの親たち篇”と題して、初代「スーパーマリオブラザーズ」の開発に関わった宮本茂さん、手塚卓志さん、近藤浩治さん、株式会社エス.アール.ディー(SRD)代表取締役社長の中郷俊彦さんの4名が登場しています。
スーパーマリオブラザーズにおける主な役割は、宮本さんと手塚さんがキャラクターデザインやステージやマリオのアクションなどのゲームデザイン、近藤さんが音楽、中郷さん率いるSRDがプログラムです。
「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」に同梱されていたブックレットに引き続き、今回も宮本さん直筆の開発資料が掲載されています。それによると、「スーパーマリオブラザーズ」の開発初期では操作方法が
AボタンでATTCK(素手や道具で攻撃)、BボタンでRUN(加速)、十字ボタンの左右で移動、下でしゃがむ、上でジャンプと、現在のものとは操作が大分異なっています。
宮本さんによると、当時は地上と空でアクションを分ける案があり、どうするか迷っていたとのこと。最終的には地上が中心のアクションゲームになり、武器などは無くジャンプはAボタンになりましたが、企画当初はそうでは無かった事を考えるとすごい話ですね。
その他にも、任天堂のサウンドスタッフ第一号である近藤さんの初仕事や、限られた容量にデータを納めるための工夫や苦労、マリオの象徴とも言える青空など、興味深い話がたくさん取りあげられています。
インタビューにはまだ続きがあるという事で、次回の更新も楽しみに待ちたいですね。
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社長が訊く「スーパーマリオ25周年」Vol.5 スーパーマリオ生みの親たち篇 (任天堂)