任天堂が各ハードの出荷台数を修正、3DS本体は年度内400万台
任天堂は、2010年度中に出荷予定の本体・ソフトの予想数を発表しました。
任天堂から発表された情報によると、ニンテンドーDS本体の出荷台数予想は通期で
2350万台(前回予想は3000万台)、Wiiは
1750万台(同1800万台)です。DSについては、2350万台のうち
400万台がニンテンドー3DS本体の分であるとのこと。
また、ソフトはDSが
1億2500万本(同1億5000万本)、Wiiが
1億3500万本(同1億6500万本)です。DSについては、1億2500万本のうち
1500万本がニンテンドー3DSソフトの分です。
ロイター通信によると、岩田社長は本体出荷予想の下方修正について「
3DSを年内に発売しないことのほか、今年の上期は昨年に比べるとDSの販売数が減っている」と述べました。Wiiについては「
大きな変動の数字ではない。現状の足元をみて新しい予想で再計算した」とし、従来予想から大きな環境の変化は無いことを説明しました。
ニンテンドーDSについては、特に欧州で本体・ソフトの販売が減少しているほか、ニンテンドー3DSの発売が2011年になったため、大幅な下方修正となっています。
ただ、ニンテンドー3DSについては年度内に全世界で400万台が出荷される予定となっていますので、結構な数量が用意されることになりそうです。
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