任天堂が業績予想を下方修正、第2四半期決算は赤字転落
任天堂は29日、平成23年3月期連結業績予想の下方修正を発表しました。
修正後の業績予想は、第2四半期(2010年4月1日~9月30日)では
売上高が3600億円(前回予想-1900億円)、
営業利益が500億円(同-700億円)、
経常利益が-50億円(同-1200億円)、
四半期純利益が-20億円(同-720億円)となりました。第1四半期決算に続いて、第2四半期決算も赤字となる見込みです。
通期(2010年4月1日~2011年3月31日)では
売上高が1兆1000億円(前回予想-3000億円)、
営業利益が2100億円(同-1100億円)、
経常利益が1450億円(同-1750億円)、
当期純利益が900億円(同-1100億円)となりました。第2四半期決算では赤字になりますが、通期では黒字を確保する見込みです。
下方修正の要因としては、為替市場が想定を上回る円高で推移していること、これまでの販売動向や年末商戦の見通し、ニンテンドー3DSなどから各商品の予想販売数量を見直した事が挙げられます。
今回の下方修正により、想定為替レートも1ドル=95円、1ユーロ=120円から変更になりました。変更後は
1ドル=85円、1ユーロ=110円です。
また、業績の下方修正に伴い配当予想も変更になりました。第2四半期末は130円(前回予想は310円)、期末は420円(同520円)、合計550円(同830円)となります。
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IRニュース (任天堂)