社団法人コンピュータエンターテインメント協会（CESA）は、年間を通して優秀だったゲームソフトを表彰する「日本ゲーム大賞2010」の受賞作品を発表しました。

　公式サイトの発表によると、大賞は、任天堂より2009年12月に発売された「NewスーパーマリオブラザーズWii」に決定しました。受賞にあたっては「ゲーム初心者と上級者が、更には、世代を超えてみんなで一緒に最後まで楽しめるという、ゲームの本質を見事に体現した点が評価」されたとのこと。
　授賞式には、本作のプロデューサーである手塚卓志氏が登壇しました。手塚氏は「投票してくださった方のコメントを見てみると、1歳から80歳までの方々からコメントを寄せてくださっていて、1歳はおかしいと思いますが（笑）、我々が目指していたのは幅広い年齢層に遊んでもらうことでしたので、それに近いユーザーががいるんだな、とあらためて思いました」とコメントしました。

　そのほか、任天堂ハード関連の受賞作の一覧です。

• 優秀賞： イナズマイレブン2 脅威の侵略者 ファイア／ブリザード （レベルファイブ）
• 優秀賞： Wii Sports Resort （任天堂）
• 優秀賞： トモダチコレクション （任天堂）
• 優秀賞： ドラゴンクエストIX 星空の守り人 （スクウェア・エニックス）
• 優秀賞： NewスーパーマリオブラザーズWii （任天堂）
• 優秀賞： ポケットモンスター ハートゴールド／ソウルシルバー （ポケモン）
• 優秀賞： モンスターハンター3 （カプコン）
• 優秀賞： ラブプラス （コナミ）
• ベストセールス賞： ドラゴンクエストIX 星空の守り人 （スクウェア・エニックス）
• グローバル賞 日本作品部門： Wii Sports Resort （任天堂）

　また、経済産業大臣賞は「ドラゴンクエスト」シリーズの堀井雄二氏が受賞しました。その他、アマチュア部門は18日、フューチャー部門は19日に発表予定となっています。

　なお、日本ゲーム大賞2010の全受賞作品については公式サイトをご覧ください。

◎関連リンク
　□日本ゲーム大賞2010 （CESA）
　□『New スーパーマリオブラザーズ Wii』が日本ゲーム大賞を受賞 （ファミ通）
　□日本ゲーム大賞・年間作品部門大賞は『New スーパーマリオブラザーズ Wii』 （電撃）