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「Wiiにはまだ可能性があると感じている」、宮本さんがコメント

  • 掲載: 2010年7月18日 01:37
 任天堂の宮本茂さんは、Wiiの今後の展開についてコメントしました。
 海外のゲーム情報サイトCubed3の記事によると、宮本さんはWiiにはまだ可能性があると感じているとのこと。しかしながら、任天堂では既に後継機について考えており、市場がどのように推移するかを見守っているとしました。
 Wiiの次世代機が登場する時期については「時が来れば発表されるでしょう。でも、それはもうちょっと先の事です」と述べ、具体的な言及は避けました。

 また、宮本さんは据置型ゲーム機の3D対応について「3D対応のWiiを発売する事はまだ無いと思う」とコメントしました。理由として、3D対応のテレビがまだ十分に普及していないことを挙げています。
 そのほか、宮本さんはマリオについて「真っ白なキャンバスのようで特定のイメージに拘束される事はないので、新しいタイプのゲームにも良く馴染む」と語ったほか、E3で発表されなかったバイタリティーセンサーについては「今も開発が進んでいますが、E3は発表するための場所として適切ではないと考えました」とコメントしました。

 岩田社長が以前から語っていますが、任天堂では次世代機が発売される基準として”宮本さんがやりたかった事を全てやりきった時”というものがありますが、Wiiでは2011年に向けてゼルダの伝説シリーズ最新作の開発が進んでいるほか、ピクミン3もまだ開発中です。そのため、Wiiの次世代機が登場するのはまだ先の話になりそうです。

◎関連リンク
 □Miyamoto on 3D, Wii Successor, Mario (Cubed3)