任天堂がハードディスクドライブ（HDD）にWiiソフトをインストールする技術を特許申請していた事が明らかになりました。

　海外のゲーム情報サイトSiliconeraの記事によると、この技術ではHDDをゲーム毎にパーティションを切ってデータを保存し、それを仮想のDVDドライブとして認識させる事でゲームを起動可能にしているとのこと。
　プレイヤーは、専用のメニュー画面に表示されたパッケージ画像からゲームを選択できるようになっています。また、北米のレーティング機関であるESRBの評価を表示できるほか、ペアレンタルコントロールも動作します。

　しかし任天堂は、ゲーム機にHDDなどの壊れやすい部品を使用することに否定的である事から、この技術が実際に使われるかどうかは不明です。また、Nintendo Lifeの記事によると、この技術は小売店やイベントなどで試遊用のWii本体を設置するために使われるものではないかという情報もあるようです。

　この技術に関する詳細や、特許申請時に出された資料については関連リンクをご覧ください。

◎関連リンク
　□Nintendo Investigating Wii Hard Drive System （Siliconera）
　□Nintendo Files Patent for Wii Hard Drive （Nintendo Life）

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