E3 2010にて詳細が明らかになるとされていたWii向け周辺機器「Wiiバイタリティセンサー」ですが、16日深夜に開催された任天堂プレスカンファレンスでは一切触れられる事なく終了しました。なぜ、バイタリティセンサーは発表されなかったのでしょうか。

　Kotaku Japanの記事に掲載されていた任天堂の広報担当者によると、「バイタリティーセンサーはこのショーにはそぐわないかもしれない」と判断したためだそうです。
　今年のカンファレンスは、冒頭から「ゼルダの伝説」シリーズ最新作、Mario Sports Mix、Just Dance 2、ゴールデンアイ007、カービィ、ドンキーコング、そしてニンテンドー3DSと、新情報の発表が目白押しでした。続々と発表される新情報で盛り上がり最後に3DSを発表するというプランに、バイタリティセンサーはミスマッチだったのかも知れません。

　なお、バイタリティセンサーについては日本で7月に発表されるという情報もありますので、別途何らかの発表会や商談会などが開催されるのかも知れません。
　バイタリティセンサーはプレイヤーの脈拍を測定したり、興奮やリラックスなどの状態などをゲームに反映させるという周辺機器です。どちらかと言えば地味な機器ではありますが、様々な活用方法が考えられると思いますので、近いうちに詳細が発表される事に期待したいですね。

◎関連リンク
　□で、Wiiバイタリティセンサーはどこいったの？ （Kotaku JAPAN）

◎関連ニュース
　□E3速報： 「Wiiバイタリティセンサー」が発表 ※2009年時点の記事
　□「Wiiバイタリティセンサー」対応タイトルは2010年に発表
　□バイタリティセンサーの詳細は7月頃発表、「ゼルダの伝説」最新作の発売は2010年末