[E3 2010] 任天堂、「ニンテンドー3DS」に関するプレスリリースを掲載
任天堂は、先ほど開催されたE3任天堂プレスカンファレンスで初公開した「ニンテンドー3DS」に関するプレスリリースを掲載しました。
リリースによると、ニンテンドー3DSは
裸眼による3D映像を採用した事により、奥行きのあるゲーム世界の中での距離感や位置関係を認識しやすくなり、より没入感にあふれるゲーム体験が実現できるとのこと。
入力インタフェースは、ニンテンドーDSシリーズから引き続きタッチスクリーンとマイクを搭載するほか、アナログ入力が可能な「
スライスパッド」の搭載、
モーションセンサーとジャイロセンサーを内蔵しています。また、本体外側に付いているカメラは左右2つになり、
3Dによる写真撮影が可能になりました。
ネットワーク機能についても強化されました。ニンテンドー3DSでは、スリープ中に他のニンテンドー3DSに対して自動で接続し、
同時に複数タイトルの「すれちがい通信」を可能にしました。また、Wi-Fiアクセスポイントに自動で通信し、
インターネットとの連携によるサービスを無料で利用できます。
そのほかカンファレンスでは、3D映画を裸眼で楽しめる機能や、「3Dボリューム」による3D効果を調整機能が搭載される事も発表されました。
ニンテンドー3DSの発売日や価格などは発表されませんでしたが、E3特設サイトではブルー、レッド、ブラックといった3色のカラーリングが公開されています。
仕様についても公開されており、上画面は
3.53インチのワイドスクリーン(800×240ピクセル)で横800ピクセルを左目用・右目用交互にそれぞれ400ピクセル割り当てることで立体表現が可能になってるとのこと。ほか、注目すべき点としては無線LANセキュリティを強化したIEEE802.11(WPA/WPA2)への対応、HOMEボタンと無線スイッチの搭載、3DS専用ゲームカードの採用(容量:
発売時点で最大2GB)などが挙げられます。
ニンテンドー3DSに関するさらなる詳細については、ニュースリリースまたはE3特設サイトをご覧ください。
◎関連リンク
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新携帯ゲーム機「ニンテンドー3DS™」を米国ロサンゼルスにて開催されたE3ショーにおいて初公開(任天堂)
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任天堂 E3 2010情報 (任天堂)