ポケモンのMMORPGを無断で運営していたサイトが閉鎖へ
「ポケットモンスター」シリーズを題材としたオンラインゲームを無断で制作して運営していた「Pokenet」というサイトが、任天堂の要請により閉鎖されました。
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Joystiqの記事によると、Pokenetとは、「ポケットモンスター」シリーズの舞台である”カントー”や”ジョウト”を舞台とした多人数参加型オンラインゲーム(MMORPG)であるとのこと。Pokenetには7000人以上のプレイヤーが参加しており、他の地方などを追加する計画もありました。
しかし、3月下旬頃に任天堂から警告文が届き、同サイトの閉鎖を要求されたとのこと。開発者達で話し合った結果、エイプリルフールの日(4月1日)に閉鎖することを決めたそうです。
Pokenetに関わったプログラマーの一人は「
我々は商売をしようとは一切考えていませんでした。それどころか、1ヶ月につき80ドルのサーバー維持費を払っていたのです。」と、金銭目的では無いことをアピール。悪びれる様子も無く「
次はデジモンか牧場物語を題材にしたものを作ろうかな」と冗談めいたコメントを残しています。
ファンが自分の望むゲームを作るという例は多数ありますが、今回のケースではポケモン関連の名称やグラフィックなどを無断で使用していたため、閉鎖はやむを得ないと言ったところでしょうか。
なお、記事ではPokenetのものであるとされるスクリーンショットや動画も掲載されています。興味のある方はそちらもご覧ください。
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Nintendo shuts down fan-made Pokemon MMO (Joystiq)