コナミよりバーチャルコンソール向けタイトルとして配信中のMSX「沙羅曼蛇」は、2周目以降のプレイにUSBキーボードが必要になるようです。

　フジサキBlogさんによると、MSX向けの「グラディウス」シリーズではゲームオーバーになった際のコンテニューにキーボードのF5キーを押す必要があるほか、クリア後に次の周に進むかどうかを選択するために決められたボタンを押さなければならないとのこと。
　同じMSXタイトルである「グラディウス2」などのバーチャルコンソール版では、キーボードが無くてもプレイできるようにF5キーの代わりにWiiリモコンなどのボタンが割り当てられているほか、次の周に進む場合もF5キーを押すようになっていたため特に問題は無いのですが、「沙羅曼蛇」の場合は”EXTEND PLAY? Y/N”と表示されるようです。

　つまり2周目以降に進むためには、Wiiリモコンなどでも操作できるF5キーではなくキーボードのYボタンを押す必要があり、Wiiリモコンやクラシックコントローラだけでは2周目以降をプレイできない状態になっています。

　フジサキBlogさんの記事では「2周目に行くというのはあきらかに普通のゲームプレイの範疇だと思うのでこれは注意書きであるとかソフトのバージョンアップを行っていただきたいなぁと思う次第です」と述べられています。
　バーチャルコンソールで配信されたタイトルの修正は以前に行われた事があるほか、Wiiウェア「GRADIUS ReBirth」がアップデートされた例もありますので、今回の件についても後ほど修正される可能性はありそうです。

◎関連リンク
　□Wii バーチャルコンソール版 MSX沙羅曼蛇の注意点 （フジサキBlog）
　□沙羅曼蛇 （コナミ）

◎関連ニュース
　□コナミ、バーチャルコンソールにてMSXソフト13タイトルを今冬より配信