任天堂と共同で次世代光ディスク、ホログラフィックストレージを開発していたInPhaseが廃業したようです。

　Inphase Technologiesはホログラフィックストレージ開発では最大手のアメリカの会社で、2007年に任天堂と共同でホログラフィックストレージの特許を申請しています。ホログラフィックストレージはブルーレイディスク（1層25GB）に対し、数百GBからTBを実現する予定になっています。同様の次世代光ディスクとしてブルーレイディスクの20倍の記憶容量をもつホログラフィック・バーサタイル・ディスクや、最大でDVDの2000倍記憶できる5次元ディスクなどが発表されています。

　Inphaseのオフィスは現在税未納で差し押さえられているようですが、「再編」中でありまだ廃業したわけではないと語っているようです。今までの開発結果が今後どうなるのかはまだわかっていません。

　この開発は任天堂としては何世代か先のハードへの採用を目指しての開発だとは思われますが、今後どういった形をとっていくのでしょうか。


◎関連リンク
　□ホログラフィックストレージのInPhase、税滞納で差し押さえ・廃業へ（Engadget Japanese）
　□公式サイト（Inphase）