任天堂第3四半期決算説明会: 発表タイトルのまとめ
1月30日に開催された任天堂の「平成22年3月期 第3四半期決算説明会」では、ゼノブレイドやラストストーリーなどの様々な新作タイトルが発表されました。ここでは、説明会で発表されたWii/DSタイトルをまとめて紹介します。
Wii:ゼノブレイド (2010年春発売)
元々は
昨年のE3で発表された「Monado: Beginning of The World」というタイトルだったもので、2007年に任天堂の子会社となったモノリスソフトが開発しています。
岩田社長によると、これまでゼノシリーズに関わってきた高橋哲哉氏も開発に参加しており、氏が手がける懇親の一作として「ゼノブレイド」というタイトルが付けられたとのこと。
こちらも、昨年のE3で初公開されたタイトルです。テクモのTeam NINJAとの共同開発によるメトロイドの3Dアクションゲームとして、海外で話題となっています。
開発には、メトロイドシリーズの生みの親である任天堂の坂本賀勇氏も関わっているとのこと。海外では既に2010年夏に発売される事が明らかになっています。
ファイナルファンタジーシリーズの生みの親である坂口博信氏が代表を務めるミストウォーカーと、任天堂の共同開発によるRPGです。人の持つ普遍的な感情を物語のテーマに新しいカタチのRPGを目指しているとのこと。
「ラストストーリー」というタイトルは以前に任天堂が商標登録していた事が話題になっており、注目が集まっています。なお、公式サイトにてコラムが3月に掲載予定です。
Wii:「バイタリティセンサー」対応タイトル (2010年発売)
これまた昨年のE3で発表されたものですが、こちらは新しい周辺機器です。人差し指に装着する事で脈拍を測るというもので、リラックスや興奮などのプレイヤーの感情を読み取ることが出来るようになります。
「バイタリティセンサー」の詳細は7月頃に発表され、2010年中には対応ソフトが発売される予定となっています。
Wii:スーパーマリオギャラクシー2 (仮称、2010年発売)
こちらも昨年のE3で初公開となったタイトルです。その名の通り2007年に発売された「スーパーマリオギャラクシー」の続編で、前作の世界観を元に新要素を加え、ステージを一新して発売される予定です。
Wii:The Legend of Zelda(仮称、2010年発売?)
2006年に発売された「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」以来4年振りとなる据置型ゲーム機向けのゼルダ最新作が、Wii向けに開発中です。昨年のE3で宮本さんが一枚のアートワークを公開したほか、Wiiモーションプラスへの対応が明らかになっています。
決算説明会でもゼルダ最新作について触れ、岩田社長より今年のE3でお披露目となる事が発表されました。
DS:黄金の太陽 (仮称、2010年発売)
ゲームボーイアドバンス向けに発売されたRPG「黄金の太陽」シリーズの最新作が、ニンテンドーDS向けに発売されます。
こちらも昨年のE3で発表されたタイトルで、任天堂ホームページにて
E3で公開されたトレイラーを見ることができます。
DS:ポケットモンスター最新作 (仮称、2010年発売)
2006年に発売された「ポケットモンスター ダイヤモンド/パール」以来4年振りとなるポケモンシリーズの完全新作が年内に発売されます。完全新作という事で物語の舞台が変わり、全く新しいポケモンが多数登場します。
ここで紹介したのは2010年の主要タイトルで、他にも様々なソフトが発売される予定です。ラインナップの一覧については、決算説明会の資料や関連ニュースよりご覧ください。
◎関連リンク
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