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ハードウェア情報: インターネット設定

  • 掲載: 2006年10月29日 21:11
 今回は、Wiiのインターネット接続設定についてです。例として「ワイヤレス暗号化技術」では、DSではWEPのみでしたが、Wiiではより強固な技術を利用できます。
 まずは、Wii本体の設定項目紹介します。大きく2つの項目がありますが、それぞれ紹介します。

 ○Internet インターネット設定
  ↓パスワード認証
  ├ Connection Settings  接続設定
  └ Console Informarion  コンソール情報

 ※なお、Wii本体設定一覧は、ハードウェア情報: 本体設定の詳細をごらんください。

 「Internet」の項目は、Wii本体設定メニューの2ページ目にあります(上のページを参照)。このメニューの使用時はパスワード入力が必要になります(「Parental Control」を使用している場合)。

Connection Settings  接続設定

 このメニューでは、インターネットへ接続する方法を設定します。3つのプロファイルを登録できますので、色々な状況に合わせて利用することができます。

 それぞれのプロファイルを選択すると、「Use this connection」「Connection test」「Change settings」「Clear settings」の4つの項目が表示されます。
 それぞれ、「この設定を使用する」「接続テスト」「設定変更」「設定の削除」です。

 それでは次は、プロファイルでの表示・設定項目についてです。
  ・Wireless Connection / Wired Connection (無線か有線か)
  ・SSID (ワイヤレス接続に使用。接続先と同じものを入力する)
  ・Type of Security (暗号化技術の設定)
   →WEP、WPA-PSK (TKIP)、WPA-PSK (AES)、WPA2-PSK (AES)から選択。
  ・Auto-Obtain IP Address Yes / No (IPアドレスを自動で取得するか)
   →手動の場合は、「Advanced Settings」より設定する。

 DSの時とほぼ同じですが、使用できる暗号技術が増えていますね。Wiiには「Operaのフルブラウザ」が搭載されていますし、「ショッピングチャンネル」もありますので、これで安全に使用できますね。

Console Informarion  コンソール情報

 次に、インターネットに関わるWii本体の情報を表示するメニューを紹介します。ルーターの設定に必要な情報が表示されています。
 表示されるのは「MAC Address」「USB Ethernet Adapter MAC Address」の2つで、それぞれ「MACアドレス」「LANアダプタのMACアドレス(接続中のみ表示)」となっています。

 ちなみに、Wiiにも「AOSS(ワイヤレスLANの自動設定技術)」などが採用されるかは、今のところ不明です。今回のソースである「開発機のビデオ(関連リンク参照)」にはありませんでしたが、日本ではかなり普及していますし、ニンテンドーDSにも採用されているので、可能性は大きいでしょう。

 インターネット接続については、「LANアダプタ」を使用すると有線で接続できます。これについてはコラム: WiiやDSがネットワークに接続する方法もごらんください。


◎関連リンク
 □AOSS (バッファロー)
 □Wii 周辺機器 (任天堂)
 □Operaブラウザ (Opera日本語版サイト)

◎関連ニュース
 □ハードウェア情報: 本体設定の詳細 (10月29日)
 □コラム: WiiやDSがネットワークに接続する方法 (10月5日)

◎参考ニュース
 □[Wii Preview] Wiiの新たな機能、「Wiiチャンネル」 (9月15日)