米国の調査機関であるNPDが発表した2009年11月の米国ゲーム市場データによると、任天堂から11月15日に発売された「NewスーパーマリオブラザーズWii」は計139万本を販売したとのこと。

　データによると、ゲーム業界全体の売上高は前年同期比7.6％減となる26億9000万ドル、そのうちソフトウェアは3.1％減の14億ドル、ハードウェアは13％減の10億ドル強、周辺機器は5.5％減の2億4220万ドルとのこと。
　アクティビジョンから発売された「Call of Duty: Modern Warfare 2」が計600万本を売り上げるなど新作のヒットがあったものの、昨年11月はWii本体だけで200万台を販売した記録的な月であった事や、10月までに各社がゲーム機を値下げしていたことから、ハードウェアの売上高減少が響いています。

　ハードの販売数は、1位がニンテンドーDSの170万台、Wiiは2位につけたものの販売台数が減少し126万台となっています。ほか、Xbox360が81万9500台、プレイステーション3が71万400台、PSPが29万3900台、プレイステーション2が20万3100台となっています。
　主なWii関連タイトルの売り上げランキングを見ていくと、3位には「NewスーパーマリオブラザーズWii」がランクインし、139万本を販売しました。ほか、6位は「Wii Sports Resort」の72万200本、7位は「Wii Fit Plus」の67万9000本、10位は「マリオカートWii」の31万5000本と、Wiiタイトルがトップ10内に4本ランクインしました。

　そのほか、より詳しいランキングや販売データについては関連リンクをご覧ください。

◎関連リンク
　□11月の米国ゲーム小売販売、前年比7.6％減--「Modern Warware 2」は600万本超え （GameSpot）

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