Wiiソフトをアップロードした男性が逮捕、全国初のケース
兵庫県警生活安全企画課と東灘署などは11月30日、ファイル共有ソフト「Share」を使ってWiiソフトを無断でインターネット上にアップロードしたとして、神奈川県の男性を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで逮捕しました。
神戸新聞社の記事によると、この男性は横浜市神奈川区在住のホームページ作成業の横島健一容疑者(37)で、今年10月にWiiのゲームソフトを「Share」を用いてインターネット上に不特定多数が閲覧可能な状態にしたとのこと。容疑者は警察の調べに対して「間違いありません」と答え、容疑を認めています。
同課などは、30日朝に容疑者の自宅を捜索してパソコンなどを押収しており、パソコンの履歴からゲームソフトの入手経路について詳しく調べる予定です。
また、
マイコミジャーナルの記事によると、Wiiソフトのアップロードが摘発されるのは初めでのケースであるとのこと。アップロードされていたソフトとして「Wii Music」や「Wii Sports Resort」が含まれているようです。
「Share」関連では他にも9人が逮捕されており、ゲーム関連ではニンテンドーDS「ドラゴンクエスト9」などをアップロードした容疑で茨城県の男性が逮捕されています。
ゲームの違法コピーに関する対策についてはマジコン訴訟などもありますが、まずはアップロードを無くす事が重要ですので、これからもこういった取り組みを継続して欲しいですね。
◎関連リンク
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ファイル共有ソフト悪用 ゲーム無断配信で男逮捕 (神戸新聞社)
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「Share」の違法配信ユーザーを一斉摘発、10名を逮捕 - 10都道府県警 (マイコミジャーナル)
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