Wiiのネット接続率について、岩田社長「ざっくり言うと35%前後」
本日公開された、10月30日に開催された任天堂の平成22年3月期中間決算説明会の質疑応答にて、Wiiのネット接続率や施策に関する話題が載っていました。
岩田社長は、ゲーム機のネット接続率について「
プラットフォームが新しく発売されたばかりの、非常に熱心なお客様が集中していらっしゃる時と、それから、だんだん一般に普及していく時の過程の中で、多少変化が起こります」と述べ、一般的には発売初期の熱心なユーザーが多い時期が高く、それ以外のユーザーに広がっていくにつれて下降していくと分析しました。
日本国内におけるWiiのネット接続率は「
非常にざっくり言いますと、Wiiのネット接続率は35%前後」とのこと。ニンテンドーDSは
20%台で推移しており、”ニンテンドーゾーン”や”マックでDS”などのサービスにより多少は向上したものの、現在も30%台には到達していないとしています。
Wiiのネット接続率については、2008年10月の任天堂カンファレンス2008秋の講演にて「
約40%」と発表しており、この頃から比べると若干落ちているという事になります。
ただ、2008年からすると本体の台数も増えていますので、2008年の約40%と2009年の35%前後を比較すると、ネット接続人口の数としては増加傾向にあるのではないでしょうか。
また、2009年5月にスタートしたWiiの無料動画配信サービス「Wiiの間」については、10月26日現在で93万世帯/248万人の利用があったとのこと。この数字は「
実際に映像を見ていただき、投票をしていただいた数の実数だけをユニークにカウント」したもので、実際に利用したユーザーの数になっているようです。
Wiiでの動画配信については、
年内に有料版の「シアターの間」がスタート予定となっています。
なお、関連する質問や回答の全文は、関連リンクよりご覧ください。
◎関連リンク
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平成22年3月期 経営方針説明会/中間決算説明会 質疑応答 (任天堂)
◎関連ニュース
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Wii向けの有料動画配信サービス「シアターの間」が年内スタート