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Wii向けの有料動画配信サービス「シアターの間」が年内スタート

  • 掲載: 2009年10月28日 00:06
 任天堂の岩田社長は、27日に開催された日本民間放送連盟主催の第57回民間放送全国大会にて講演した際に、Wii向けの有料動画配信サービス「シアターの間」を年内に開始する事を明らかにしました。
 シアターの間について、岩田社長は「任天堂の売り上げの8割以上が海外からのものであることが示すように,ゲーム,アニメ,映像などの日本のクリエイティブは海外で受け入れられる」と語り、海外での展開を視野に入れている事も明らかにしました。
 配信されるコンテンツは不明ですが、利用者が見たいコンテンツを検索するだけではなく、おすすめコンテンツを提示する機能が用意されます。課金システムについては、現在の有料ソフトや追加アイテム販売の仕組みを利用するようですので、Wiiポイントでの決済になりそうですね。料金については月額などでの固定料金は定めず、コンテンツ単位での課金を行うとのこと。

 また、5月にサービスを開始した無料の動画配信サービス”Wiiの間”については「手ごたえはあるが未熟」とコメントし、10月26日時点での利用数は93万世帯/248万人である事を明らかにしました。

 Wiiでの有料動画配信サービスと言えば、富士ソフトが「みんなのシアターWii」を運営中ですが、任天堂がWiiの間に続く動画配信サービスを開始する事で、Wiiでの動画配信がより活発になっていきそうです。

◎関連リンク
 □任天堂がWii向け有料動画配信サービス「シアターの間」を年内開始,放送事業者に積極的な参加を呼びかけ (ITpro)