09年度上半期のゲーム市場規模は前年比10%減、Wii本体は59万台
週刊ファミ通などを出版しているエンターブレインは、2009年度上半期の国内家庭用ゲーム市場の状況について発表しました。
同社によると、2009年度上半期(集計期間:2009年3月30日~2009年9月27日)の国内家庭用ゲーム市場規模は
2137.8億円だったとのこと。これは、2008年度上半期の2388.7億円を10.5%下回る数字です。種類別では、ハードが808.6億円(前年同期比-15.1%)、ソフトが1329.1億円(同-7.5%)となっています。
2009年度上半期のハードの推定販売台数は、1位のニンテンドーDSが169万8818台となり累計は2785万1784台となりました。続いて、2位のPSPは81万3604台(累計1261万8193台)、3位の
Wiiは59万4398台(累計854万7552台)、4位のプレイステーション3は58万1676台(累計:359万1071台)、5位のXbox360は13万7059台(累計:113万8250台)となっています。
上半期のWiiについて簡単にまとめると、Wiiは年初から続いたビッグタイトルの不足によって販売台数が低迷。しかし、6月の「
Wii Sports Resort」の発売で持ち直したほか、8月の「
モンスターハンター3」によりハードの販売が復調しました。期間中には、9月3日に新型プレイステーション3が発売されましたが、Wiiは辛うじて据置型首位を守りました。
またソフトウェアでは、1位はDS「ドラゴンクエストIX 星空の守り人」、2位はDS「ポケットモンスター ハートゴールド/ソウルシルバー」、3位はWii「Wii Sports Resort」、4位はDS「トモダチコレクション」、5位はWii「モンスターハンター3」と、TOP5を任天堂ハードが独占しました。
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2009年度上半期のゲーム市場規模は前年度同期比10.5パーセント減 (ファミ通)