Wiiスポーツリゾート 当初はけん玉も考えられていた&ゲームにフィードバックは大切
Wiiスポーツリゾートのプロデューサーである江口勝也氏のインタビューが
GAMELIFEに掲載されています。
インタビューによると
最終的に12種類のゲームを決定する前に
釣りや
ウォータースライドなどが考えられていたそうです。
そしてリゾートというテーマに合わなかったため採用されなかったものの
けん玉の試作もされていてかなり面白いものになっていたそうです。
またフリスビーについて、
遊び方の説明が不十分だという意見があるそうですが、それについては
誰かが完璧にフリスビーを投げられたら楽しくありません。
どのように飛ぶのか、どのような動きが最高の結果に繋がるのか
それを試行錯誤していくことが楽しみの形だと思っています。
とのこと。
Wiiモーションプラスに対応したことで
より動きを正確に感知できるようになったWiiリモコン。
腕の振り方から、手首の動かし方まで細かくいろいろなところを
調整することで全く違った結果が生まれるわけで
普通のボタン式のコントローラとはやはりまた違った楽しみがありそうですね。
さらに先日Xbox360向けにマイクロソフトが開発している
Project Natalというものがあります。
これは
カメラを使って人の動きを感知するというもので
直感的に遊ぶという意味ではWiiと同コンセプトのものなのですが
こちらは
コントローラを持ちません。手や足を動かして遊びます。
それについて以前宮本茂氏は
コントローラを手に持つことは重要なことだとコメントしていました。
それについて江口氏はこう答えています。
コントローラを常に持っている必要はないでしょう。
Wii Fitがその例です。
しかしゲームにとってフィードバックは大切だと思います。
ボタンを押す、振動を感じる、踏み出すことなどです。
プレイヤーが身体的にフィードバックを感じることは極めて重要でしょう。
要するに画面の中でどんなにすごいことが展開していようと
何かしら物理的に感じることは大切だということのようです。
江口氏は宮本氏と違いコントローラを手に持つ必要はないとしていますが
何かを感じるべきという意味では同意見のようですね。
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