ハドソンより4月16日に発売された「デカスポルタ2」の初日での販売本数は、前作「デカスポルタ」の3万本を大きく下回り2400本、消化率は3％となりました。

　冒頭の売り上げデータは、忍之閻魔帳さんによるものです。出荷本数は書かれていませんでしたが、消化率を元に単純計算すると約8万本となりますね。
　しかし、前作は初日で約3万本・消化率は51％だったため、なぜ前作と今回でこんなにも売り上げが落ちたのかと疑問に思うかも知れません。

　販売本数が著しく下落した要因としては、まず前作「デカスポルタ」の評判が良くなかった事が挙げられます。前作は、「Wii Sports」のブームに乗るような形でリリースされ、CMにはジャニーズ事務所のタレントを起用するなどライト層に向けた宣伝手法を取り、累計20万本・全世界累計200万本となるヒット作になりました。
　しかし、「Wii Sports」のようなゲームを期待して購入した人からは不満の声が上がっていたため、「2」への信用を失っていたというのが真相ではないでしょうか。

　ただ、今回の件で最も問題なのは残りの在庫をどうするかですね。小売側にとっては頭の痛い問題ですが、いくら前作が売れたとは言え初日3万本でしたから、8万本も発注したのが悪いとも言えますし……難しい問題ですね。

◎関連リンク
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