噂: WiiのCPU/GPU、夏までに65nmプロセスへ変更?
Wiiの内部基盤が夏までにマイナーチェンジされ、CPUとGPUを90nmプロセスから65nmプロセスへと変更するのではないか、という噂があるようです。
大人のためのゲーム講座さんの記事によると、これは中国の業界紙であるDigitimesが報じていた情報であるとのこと。Wiiでは、IBMのPowerPCベースのCPU「Broadway」と、ATIによるGPU「Hollywood」が使用されており、それぞれ90nmプロセスにて製造されています。
しかし、IBMとATI(現AMD)は両者とも65nmプロセスでの製造技術を既に持っていること、Xbox360やプレイステーション3では65nmプロセスのCPU/GPUが使用されています。
また、65nmを採用する利点については製造コストの削減、低消費電力で冷却性能が高くなることを挙げ、同誌は「
任天堂が65nmプロセッサを採用するのは筋が通った話」と解説しています。
ただ、これはあくまでもコスト削減を目的に行うものであり、65nmプロセスへの変更と冷却用ヒートシンクの改良以外には、CPUやGPUをクロックアップするなど
性能面での変化は一切無いとしています。
ちなみに記事では、相場の下落からフラッシュメモリの容量が上げるのではないかと予想していますが、任天堂が単純に容量アップしたバージョンの本体を発売するとは考えにくいので、これは実現しなさそうですね。
なお、より詳しい情報は関連リンクよりご覧ください。
◎関連リンク
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Wiiマイナーチェンジか CPU/GPUが65nmプロセッサに変更 (大人のためのゲーム講座)