Wii.comにて、宮本茂さんと久石譲さんが”音楽とゲーム”をテーマに対談した時の模様が動画で公開中です。

　お二人について簡単に紹介すると、宮本さんはご存知の通りマリオやゼルダの生みの親で、最新作は「Wii Music」ですね。久石譲さんは「風の谷のナウシカ」などジブリ映画の音楽を手がけたほか、作曲や指揮など音楽の分野で活躍している方です。

　さて、Wii.comにて公開中の「久石譲さんに訊く」は、宮本さんと久石さんがゲームと音楽をテーマに対談した時の動画で、冒頭ではお二人が「Wii Music」を実際に遊んでいる様子も映し出されています。
　対談では、宮本さんのゲーム作りに対する考えなんかも語られていますので、ぜひ一度ご覧ください。

　ここでは、作品にも収録されているハンドベルの話題を取り上げたいと思います。ハンドベルについては、久石さんが「生と同じような感覚」と述べるなど好評でした。
　宮本さんは、ハンドベルの曲数について「もっと入ってたら良かったのに」とコメント。これについては気になっているようで、「次作るときには、たくさん曲を増やしても良いかなって思ってて」とも述べるなど、続編に向けての豊富を語る一幕もありました。

　元々、任天堂タイトルは魅力を伝えるのに苦労するゲームが多かったりするのですが、「Wii Music」は特にその傾向が強く、「Wii Sports」や「Wii Fit」に比べて大きくは広まらなかった作品です。
　しかし任天堂は、売れないタイトルは売れるまで頑張る傾向にあるので、宣伝手法を変えたり続編でリベンジというのは十分あり得る話ですね。

　話が脱線してしまいましたが、動画では宮本さんのゲーム作りに対する考えも聞く事ができますので、ぜひご覧ください。

◎関連リンク
　□久石譲さんに訊く （Wii.com）